成人した子供の問題で悩む親御さんへ
自分が聞きたいことだけを聞き
自分が見たいものだけを見る
自分が見たいものだけを見る
あるいは
自分が聞きたいように聞き
自分が見たいように見る
自分が見たいように見る
これが自己愛性人格障害の特徴です。
自己愛性人格障害の親が自分に都合よく生きていれば、子供に問題が出るのは当然のこと。
相談時の決まり文句は「子供のことがわからない」
でも・・・
本当のところは、分かりたくないのでは?
自己中心的な思考から離れられないので、他者の現実が分か「ら」ない のではなく、分か「れ」ない。
自分の世界観を強化することで自己防衛してきたから、他者の世界観は恐くて向き合えない。
受け容れるなんてもってのほか。
子供の問題行動に疲れ果てて、初めて「何とかしなきゃ」という気になります。
ところが、その気持ちも自己保身からなんですよね。
自分が困るから、子供を何とかしたいというエゴ。
自分の子供を「モノ扱い」ですよ。
親の問題は子供を通して表れます。夫婦間の問題も同じく子供に出ます。
子供の起こす問題を「自分の問題」として考えられるか
そこをどう向き合うかで家族の未来が確定します。
これまでのように「不安」から逃げるか、向き合って解決するか。
「自分を守る」ことから、「子供を守る」気持ちにシフトする心理的成長が解決のカギです。
見て見ぬ振りしてきた「不安」に正面から向き合わなければ、誰も幸せになれません。
幸せになる努力=生き方を変える努力が必要です。